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Fleurage―たおやかな花たち―

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Category:孤高のアリア

孤高のアリア 9 

※創作です


小Rあります。お気をつけ下さい。
(ほんとうに大したことは無いですが)

思ったように進まなくて多少困惑してます(^_^;)
自分が困惑してどうするんだ‥
ほんと、すみません‥

UPは遅れているし。


うーわーまた誤字脱字‥修正しても後から後から‥
集中できてない証拠だ‥失礼しました。
「孤高のアリア」 9




「ふふっ‥キレイな人に囲まれて嬉しい」
顔を見合わせる薪、青木、そして瀬名。
「あなたのことをなんて呼んだらいいんですか‥?」
その瀬名が保護人格のMに尋ねた。
「Mじゃダメなの?」
「なぜ名前が無いんですか?」
「あいつが‥Sが名前なんかいらないって言ったから」
「それは最初から?」
「‥最初私しかいなかったのに、いつの間にか
Sがいて‥自分はサディストだからSなんだって‥
私はマゾヒストに違いないからMにしろ、そう言って‥
HはいつもハイだからHで、Nは自然児だから、ナチュラルのN。
いい加減なの」
「ひどいなぁ‥」
青木が呟く。
「そうでしょう?ひどいんだからあいつは。
隙を作るとなにかされるんじゃないかって、いつも思ってたから
私はいつだって守ってきたの」
「どうして‥殺人なんか‥」
瀬名の言葉に「言うこと聞かなきゃ莉緒が何されるか‥」
そう答える。
「Sはどうして殺人を犯そうと思ったんだろう‥」
今度は薪が尋ねた。
「‥分かんない‥ただ‥あいつは莉緒を憎んでる‥」
「どうしてですか?」
そう問いかけた瀬名の方を向く。
「弱すぎるからよ!自分で逆境を抜けだそうという努力をしないのが
嫌で‥莉緒の母親を父親が殺したときだって‥」
「‥なんて言った‥?殺した‥?」
薪の方を、しまった‥という顔をして見つめるM。
「父親が母親を殺したのか‥」
「‥私はもう喋らないからね」
「喋らなくていいからなんて呼べばいいのか決めて下さい」
「確かにマゾヒストのMって‥嫌かも。  
でも‥私は永遠じゃないでしょう‥? 
だからいい、名前はいらない。
そこだけはSの考えと一緒みたい」
「仕方ありませんね‥それでお仲間のNさんは‥わざと防犯カメラに映ったんですね?」
「‥‥」
「Sの意に反して‥何故です?」
「限りなく悪い事させられそうだったから。
Nのちょっとした反抗だと思う。
‥もう私だけの力じゃどうしようもなくなってたし‥」
「彼がそこまで攻撃性を持った理由を知りたいんです。 
彼と話がしたい」
「‥他の連中が出なければそのうち出てくると思う。
私も少し引っ込んでるね」
「あ‥鍵‥どうして鍵を持っていったのか知りたい‥!」
慌てて青木が呼びかけた。
「ああ、鍵か‥。
あれはただのお遊び。
何の鍵でもいいから取って来いって指示されたから持ってっただけ。
なんの意味もないことをさせられただけだから」
「‥やっぱり。
薪さんの言うとおりだったですね」
そう言いながら青木が薪を見た。
「Sは負けるのが嫌いだからそんなふうにお見通しだったって
知ったら‥きっと出てくる」
「そうですか‥では暫く中で見守ってて下さい」
「分かった‥」

人格が交代する瞬間は―
まさにスイッチが切り替わる様に、暗転するように
パッと切り替わる。
見事に変換する。
そんなに簡単なのかと驚愕するばかりだ。

ふっと‥交代人格が中に消えたかとおもうと‥
すぅーっと、魂が抜けるようにそのまま睡眠に入る莉緒。
Mが彼女を眠らせているとしか考えられないタイミングだ、いつも。

「どうしてもSと治療契約を結ばなければならないです」
瀬名の言葉に薪が意味を尋ねる。
「契約の内容はなんですか?」
「水沢さんの身の安全と医療チームの身の安全‥そして、
他の人格の安全です。
水沢さんが本人の人格で、なおかつ覚醒しているときでないと
契約は結べません」
「それはどういう‥?」
「トーキング・スルーというやり方で行うんですが―
基本人格を催眠下に置き、伝えたい契約内容を
伝えて擦りこむ方法です。
‥催眠下に置くことが大事なんです」  
「その、攻撃性のあるというSを納得させるのは難しいことでは‥」
「 そうかも知れません。ただ話したがっているのは確かだと思います。
交代人格というのは自己顕示欲が強いので」
「でも、どうするんですか?寝ちゃってますけど‥」 そう言う青木に
「暫く様子を見ましょう」瀬名が答えた。


連日、水沢莉緒という名前こそ出ないものの、勤務先の映像、
仕事の内容、生い立ちなどがマスコミに報道されていた。
いまだ起訴前でもあるし、捜査途中で彼女がすべての犯人だと
断定されてもいない状況で加熱する報道合戦。
警察病院の前にも多数のカメラが待っている。

「マスコミ‥どうするんですか‥?三枝長官は‥」
詰所の控室の長椅子、よく病院の廊下に置かれてある椅子に座って
青木が尋ねる。
「マスコミには構うな。少しでも喋ると‥あることない事書かれるぞ。
戻るときは裏から戻るからな」
「裏も張ってますよ、きっと‥」
「水沢莉緒が覚醒しないと‥催眠療法はできないですね」
小さなデスクの横のスツールに座って水沢の監視モニターを
見ている瀬名。
「すべての人格を公平に扱って個別に聞きだすにはかなりの時間を要する場合が
ほとんどです。
ただ、今回の場合、保護人格が協力的なので全体の把握が
やりやすいですね」
「今までのカウンセリングで分かったことだけでも聞かせて下さい」
「はい。 
横浜と、二子玉川‥祐天寺、そして恵比寿の件は‥Sの指示のもとに行われたことです。
勿論、オリジナルの人格は知る由もありません。
占拠していた人格が引っ込むと、精神面も体力面もいきなり落ちこんで
眠ってしまうことがほとんどです。
で、その間の記憶はありません。
横浜の件は‥薪さんがおっしゃってた通り、宅配のコーヒーの中にシアン化カリウムを
混入させて‥もうひとつ‥高性能のマイクロ盗聴器もその中に入れて
玄関から裏に移動して倒れたのを確認したうえで‥鍵の開いていた
勝手口から‥」
「中に入って致死量以上を静注したということですか‥」
「ええ、Mは保護人格ということもあってオリジナルのできることは
大抵のことができるんです。勿論、そういった医療行為も」
「理由です。ほんとうに水沢莉緒を破滅させるために
そんな事をしたのか‥事実が知りたい」
ベッドで深い睡眠に落ちている水沢莉緒を見ながら瀬名が言う
「後‥7、8時間は起きないでしょう。
私は医療チームの詰所にいますから薪さん達は一旦お帰りになるか
近くのホテルにでも待機なさった方がいいかと‥」
「薪さん‥そうしないと持ちませんよ‥」と、青木も。
「先生、何かありましたらすぐに連絡をお願いします」  


中野にある警察病院の閉鎖監視病棟は
分院として早稲田通りを挟んで平和の森公園の奥にひっそりと佇んでいる。
が、警備は厳しく、四方を高さ3メートルはある塀で囲まれている。
そこから比較的近い新宿の高層ホテルにふたりは待機する為に
向かった。 

クローゼットに脱いだ上着を掛けながら
上着も脱ぐことなくダブルベッドに倒れ込んでいる薪を振り返る青木。
「薪さん、大丈夫ですか?」
ごろんと青木の方を向き直って ‥
「まともにここのところ寝て無かったから‥疲れた」
弱音を吐くなんて薪らしくない‥が、自分の前だけで見せる
弱さが可愛いと思う。
ベッドの端に腰かけた青木が、うつ伏せで目を閉じている薪の髪に触れる。
その手をそっと掴んでキスしながら上目遣いで青木を見上げた。
「薪さん‥勘弁して下さい、こんな時に不謹慎な気分になってしまいますから‥」
青木の手を離し、仰向けになると‥「不謹慎な気分って‥どんな気分なんだ?」
いたずらっぽく笑ってそう尋ねる薪。
「‥どんな気分って‥それは‥」
ギシッと音をたててベッドに上がる青木の膝。
薪の深くすき透った瞳から視線を外せない。
「‥こっちおいで‥」
広げられた薪の両腕、その薪の言葉に誘われるように
ゆっくりとその体の上に覆いかぶさった。

上着も着たままの薪の体はやはりひんやりと冷たく、
青木の首に回された腕も熱を感じなかった。
「体が冷たい‥空調を止めますか‥?」
耳元で囁く青木に、
「お前が温かいからいいんだ。僕が冷たくてお前が温かい‥
抱き合えば、肌を重ねれば丁度良くなる‥」

ベッドの下に落とされた薪の上着、その清廉さが宿ったような白いシャツ‥
下着とともに床の上にあるスーツの下‥
「今日は‥他には何もいらない‥挿れて欲しいだけだから‥」
しなる腰を引き寄せて薪の望むとおりにその疼く窄まりに立ち上がって濡れそぼった
ペニスを押し当てた。
「痛くたっていい‥」
そう言って青木の腰を手で掴む薪。
痛くてもいい、というのは‥痛いくらいがいい、ということだ。
青木は、エレクトして溢れる先走りを手に塗りつけ、薪のものを扱きながら
グッと狭まっている入り口に自身を押し込んだ。
「あっ‥つっ‥」
愛撫もなしに欲しがるのは自虐的な思いに囚われているとき‥
人間だからそんな時もあるだろう‥。
そう思いながらも薪が口に出さない痛みも、秘密も青木は欲しかった。
薪が痛いほどの快感を欲しがるのと同じように
青木は薪の心の苦しみも痛みも‥その秘密も自分の体に刻みこみたいという
激情をたぎらせていたのだ。

青木の手で柔らかな肉芽がねばついた音をたてて弾けんばかりに 立ち上がり、
溢れた体液の匂いが青木の脳内を支配して、
だんだんと激しい動きが容赦なく責め立てる、もっと深く、強く‥
抱えた薪の膝がしらに唇を寄せた後‥吹き出す汗もそのままに
激しく打ちつけはじめた。
「―あぁっ!」
最初は強張っていた窄まりも蕩けて開いて‥押し込まれる青木のペニスに
絡みつくように密着していく。

―もっと‥もっと激しくてもいい‥
お前のくれる痛みなら‥愛しいくらいだ‥。
だから‥壊れるくらいに抱いて欲しい、ぶつけて欲しい―
そんな薪の想いを、すべてを受け止めるのは
セックス自体より強い快感を青木に与えてくれるものかもしれない。

青木の手だけで射精して‥
その長い抽挿の間に再び、その柔らかな粘膜の中から突起が擦られ、
蜜に浸るような陶酔に、幾度も薪はドライオーガズムの愉悦に落ちていった。




 
続く



後半腐りました。
大したことはありませんが‥
薪さんは‥なにかあったのでしょう。
心の中は嵐が吹き荒れているのかもしれません。

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  by -

 9月23日未公開コメ下さいましたS様へ

S様〜ありがとうございます(^−^)
良かったですねぇ‥涼しくなってきました。
N区はあっついですものね。
やっと過ごしやすくなって‥ご機嫌なようで良かったです!
萌えましたか‥(笑)
ありがとうございます<m(__)m>
緩いRでしたが喜んでいただいて嬉しいです。
こちらではちょっと書けませんので色々(笑)
メールをご覧くださいね〜♪
いつも感謝いたしております。
お返事いりませんとのことでしたが
御礼のみ書かせていただきましたv-344

  by ruru

 8月11日鍵拍手コメ下さいましたAさまへ

Aさま、こんにちは(^v^)
拍手とコメントありがとうございます!

天気は悪いけど涼しいですね(^^)アルファベットにはそんな意味があったのですね。

こちらは蒸し暑いです~e-351

久しぶりに自分のものを読むのもいいですね。
なんだか初心に帰れる気がして。
アルファベットにそれほど深い意味はなかったのですが
自己顕示のようなものですかね。

それぞれがSの命令で殺人を犯したというわけですか。
なんとか、Sと契約出来たとしても、莉緒が元の職場に戻るのは難しそうですが・・(´`)


莉緒のオリジナルが戻ってくるか‥流動的です。
他人格生まれた時点でオリジナルは消滅すると言われているようですし。
彼女は長い間病院内で暮らすことになるかと思います。

薪さんの「こっちおいで」に萌えました(≧▽≦)
ああ、でも辛い気持ちを紛らわせるためみたいで切ないですね(><)
青木も分かっていて望み通りにしてあげているのですね。
薪さんは友樹の事を引き摺ってるのかしら・・


さすが年上!
包容力のある薪さんが私は好きです。
我儘言ったり理不尽なことをあまり言わず青木を包み込むような
薪さんがとっても好きなので、そういうシーンが多いのかもしれません。
友樹くんのことは引き摺ってますが‥過去の罪にやはり苛まれて
苦しんでいるようです。
自分はいいとして‥青木に辛い想いはさせたくない‥
などとも思っておられますね。

お話しの方はこれから佳境に入って行きます。

ありがとうございましたe-446e-266

  by ruru

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2010/09/23 23:41 |  |  #  edit

9月23日未公開コメ下さいましたS様へ

S様〜ありがとうございます(^−^)
良かったですねぇ‥涼しくなってきました。
N区はあっついですものね。
やっと過ごしやすくなって‥ご機嫌なようで良かったです!
萌えましたか‥(笑)
ありがとうございます<m(__)m>
緩いRでしたが喜んでいただいて嬉しいです。
こちらではちょっと書けませんので色々(笑)
メールをご覧くださいね〜♪
いつも感謝いたしております。
お返事いりませんとのことでしたが
御礼のみ書かせていただきましたv-344

2010/09/24 14:24 | URL | ruru #Xl5e9i5Y  edit

8月11日鍵拍手コメ下さいましたAさまへ

Aさま、こんにちは(^v^)
拍手とコメントありがとうございます!

天気は悪いけど涼しいですね(^^)アルファベットにはそんな意味があったのですね。

こちらは蒸し暑いです~e-351

久しぶりに自分のものを読むのもいいですね。
なんだか初心に帰れる気がして。
アルファベットにそれほど深い意味はなかったのですが
自己顕示のようなものですかね。

それぞれがSの命令で殺人を犯したというわけですか。
なんとか、Sと契約出来たとしても、莉緒が元の職場に戻るのは難しそうですが・・(´`)


莉緒のオリジナルが戻ってくるか‥流動的です。
他人格生まれた時点でオリジナルは消滅すると言われているようですし。
彼女は長い間病院内で暮らすことになるかと思います。

薪さんの「こっちおいで」に萌えました(≧▽≦)
ああ、でも辛い気持ちを紛らわせるためみたいで切ないですね(><)
青木も分かっていて望み通りにしてあげているのですね。
薪さんは友樹の事を引き摺ってるのかしら・・


さすが年上!
包容力のある薪さんが私は好きです。
我儘言ったり理不尽なことをあまり言わず青木を包み込むような
薪さんがとっても好きなので、そういうシーンが多いのかもしれません。
友樹くんのことは引き摺ってますが‥過去の罪にやはり苛まれて
苦しんでいるようです。
自分はいいとして‥青木に辛い想いはさせたくない‥
などとも思っておられますね。

お話しの方はこれから佳境に入って行きます。

ありがとうございましたe-446e-266

2012/08/11 17:42 | URL | ruru #Xl5e9i5Y  edit

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