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Fleurage―たおやかな花たち―

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Category:立夏の記憶

その5 

つまらないですよ、40超えたおじさんたちの不毛な会話なんて(笑)

立夏の記憶13その5



「私はあなたの何だ。
何のつもりであんなことをあなたは言ってたんだ、
それを説明してもらおうか!」
覚えていないとは言わせない。

『警察官僚ってのは日本を動かせるのか?』
『日本を動かせるのかどうかは‥ただ警察機構はキャリアじゃなければ
動かせないですよ』
『きみが警察官僚の道を行くんなら‥僕も行ってみるかな』
『なんで‥東野さんまで‥』
『きみと同じ道を行くのは面白そうだ、退屈しないだろうし』
『退屈しのぎ?!頭のいい東野さんらしい』
『それだけじゃない。きみは‥どこか危なっかしいから傍にいてフォローしないと
心配だ。きみは僕がいないとダメだと思うよ』
『‥あなたは検事になるって‥』
『ああ、そうだっけ?そんなことより‥きみの先々に興味が湧いてきた』
変わったひとだった。
変わっているけど頼りになるし、好みのひとではあった‥確かに。

「いったいひとをなんだと思って‥
彼女に何を掴まれてたんですか、私がなにかしたとは到底思えないんですが?」
「下らないことだよ」
あらかた片づけを終えると、彼お気に入りのソファに浅く腰かけ
膝の上で両手を組んで置く。
その姿勢で窓際の執務デスクの椅子に座る私を見上げた。
「下らないというのは東野さんの考えで、彼女は充分、脅迫の材料としてこと足りると
思っていたから脅迫したんでしょう。
どうして私が絡んでいることを私に教えてくれないんですか」
「だから‥極めて個人的なことだ。
あなたには関係無い」
「関係‥‥ない?!」
また怒りがムクムクと湧き上がってくる。
何故こんなに頑ななのか‥この一カ月ずっとこんなひとだったかと
思い返していたけれど頑固者というか、芯が通っていた気はする。
「もう話してくれませんか、疲れる‥尋問は」
「いやだ」
「‥そういう問答は疲れたって‥ああ、昔みたいな話し方して下さいよ」
「分る訳ない、きみは子供っぽいから‥こっちの感情が少しでも伝わってたら‥
奇跡だろう」
?きみ?‥それは確かに以前の呼ばれ方だった。
「分らないって‥東野さんがいつ考えてたことをですか」
「あの女に言い寄られた頃だ」
「‥ほぼ毎日入り浸ってましたけど東野さんの部屋に」
「きみは自分のバカみたいに広いマンションに戻らずひとの1DKに通ってきてた」
「‥それでいきなり結婚‥驚くでしょう、一言の連絡もなく。
ということは‥私のことが絶対絡んでいるって思うの普通ですよ、いくら鈍くたって」
「‥‥」
「まただんまりですか」
「知らなくていいから」
知らなくても‥想像はできる。
東野さんの感情‥私に対するその頃の感情‥
少なくとも彼女は東野さんに好意を持っていたから自分のものにしたくて
言う事をきかせようとした。
その為に用意したのは私に関することだとしたら‥噂に聞いていた例のことしか
ないだろう。
私はもともと異性とか同性などと区別したことはないが、
普通は区別する。
そして異性愛が極々普通の性癖だ。
それでは脅迫の材料にはならないだろう‥。
だから、どこにターゲットを絞れば効果的か考えればいい。

「あなたに関しての噂を私は‥知っていました」
ゆっくりと‥ほんとうにゆっくりと顔を窓から私の方に向け、
「知っているとは‥思わなかった」
無表情でそう言った。
(女と付き合ってるのはポーズで、彼は同性愛好者だ)
そんなことを聞いたことが実はあった。
私はそのことを知っていたが彼にまさか尋ねる訳にも行かず
一言も口に出さなかったから‥知っているとは思わなかったんだろう。

おそらく彼は‥
「私があなたと付き合っていると‥密告するとでも言われましたか」
「‥‥」
「あなたが思っていたほど世間知らずでもないし、子供でもなかったんですよ
私は‥。
ただ、その頃まさかそんな理由であなたが彼女に従ったなんて思いもしなかった。
今だからそれが分るんです。
当時は全く‥
傍にいてフォローすると言っておきながら‥一旦離れたあなたの真意が
読みとれず自分に折り合いをつけるのが精一杯でした」
「多少なりとも‥辛かったのか‥」
「当たり前じゃないですか、ずっと傍にいてくれるものと信じていたのに」
「やっぱり子供っぽい。まあ、そんなところが‥」
「‥なんですか?」
「いいや、別に」
‥自分が子供っぽいだろ。
もう、いい。
十分だ、この態度で分らなかったら‥こっちの責任だと思う。
「やめるなんてことを私が了承すると思っているんですか?
傍にいると言っておいて何年傍にいました?
あなたには約束を履行していただきます」
これからのふたりの関係のことは―
脳の容量がある時に考えよう。

何とも複雑な顔をして私を見つめる東野さんは‥「想定の範囲内だ」
などと、負け惜しみとしか取れない言葉を小さな溜息とともに呟いた。


続く


ぼやけてますが‥ハッキリさせなくてもいい歳なんだから
気がついてもいいだろうと、彼らの自主性に任せました(笑)
一旦、青木編に戻ります。

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 5月29日鍵付き拍手コメ下さいましたMさまへ

Mさま〜いつもコメントありがとうございます(^−^)
きゃはははははは‥東野さんがじれったいと‥(笑)
もっと強く押してくれればいいのにね。
これじゃどうにもならないですよ<(`^´)>

あああ‥それは申し訳ありませんっ
Mさまはどうしたいと思われますか?
東野さんとベッドインしたとしたらどっちがどうなんだ?
なんて思ったりしますけどね、
やっぱりあのイラストのお顔なら三枝さんが受け?

‥‥ああ、そう持って行きたいのですね(笑)
私も迷っているのですけど、まだ早いかなと。
東野さんの方が背が高いですよね、確か。
そこまで御存じとは恐れ入りました
私も忘れていましたv-12
とにかくこのおふたりに関しては責任感じてます。
いい歳して相手が誰もいないのはチョット‥可哀想ですものね。
幸せになっていただきたいだけなんですよ。
大好きな美中年の三枝さんですから(≧∇≦;)

きっと幸せにしますね〜
ご期待下さいませv-344
Mさまの怨念‥じゃなかった願いがこもっていますもの、
大丈夫ですよ、ご心配なさらず。
ありがとうございましたi-237

  by ruru

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 コメント 

5月29日鍵付き拍手コメ下さいましたMさまへ

Mさま〜いつもコメントありがとうございます(^−^)
きゃはははははは‥東野さんがじれったいと‥(笑)
もっと強く押してくれればいいのにね。
これじゃどうにもならないですよ<(`^´)>

あああ‥それは申し訳ありませんっ
Mさまはどうしたいと思われますか?
東野さんとベッドインしたとしたらどっちがどうなんだ?
なんて思ったりしますけどね、
やっぱりあのイラストのお顔なら三枝さんが受け?

‥‥ああ、そう持って行きたいのですね(笑)
私も迷っているのですけど、まだ早いかなと。
東野さんの方が背が高いですよね、確か。
そこまで御存じとは恐れ入りました
私も忘れていましたv-12
とにかくこのおふたりに関しては責任感じてます。
いい歳して相手が誰もいないのはチョット‥可哀想ですものね。
幸せになっていただきたいだけなんですよ。
大好きな美中年の三枝さんですから(≧∇≦;)

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大丈夫ですよ、ご心配なさらず。
ありがとうございましたi-237

2011/05/30 20:49 | URL | ruru #Xl5e9i5Y  edit

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